4月 142007
 

アルマニャック用グレープジュース。ジェラス社。微発泡。


輸入元 ポールジロー紹介
Cognac Paul Giraud


以下、購入先より引用。
Jus de Raisin Gazeifie MAISON GELAS 750M
現在フランスでアルマニャックの葡萄品種をめぐり物議が醸されているのをご存知でしょうか?アルマニャックでも通常はコニャック同様ユニブラン種が用いられますが、独特の品種としてバコという葡萄が存在します。しかし現在、このバコについてその是非が問われているのです。
バコは19世紀後半のフィロキセラ後に開発された混成種で、フォルブランシュ種とノア種が掛け合わされており、アルマニャックの生産には欠かせない存在です。この葡萄は酸味が非常に強い反面まろやかで、アルマニャックのボディにバランスと深みを加えるために使用されています。バ・アルマニャックのさらさらした土壌とも相性が良く、特に長期熟成に向いた品種として知られています。
しかし現在のフランスは交雑種を好まない傾向にあり、人為的に作られたバコはその規定にそぐわないのではないかという議論が巻き起こっています。近い将来にバコで作られたアルマニャックがAOCから外れてしまうという可能性もゼロではないようです。徐々に畑からも消えつつあり、今後消滅するであろう品種なのです。この論議はフランス国内を始め世界中の関係者が注目しており、アルマニャック史に大きな足跡を残すことでしょう。
今回ご案内するジュースは、そんな渦中の品種:バコが入ったスパークリング・ジュースです。ユニブランをベースにバコの酸味が程よいアクセントとなり、バランスの良いスッキリとした味わいに仕上がっています。フレッシュなバコを楽しむには、このジュースしかありません!カクテルやそのまま飲んでも良いですが、やはり伝統的に作られた本格的なアルマニャックを楽しむ際に、そのチェーサーとして存分に味わって頂ければと思います。
セパージュ:バコ10%+ユニブラン90%
収穫年:2006年
生産者:ジェラス社


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