5月 302005
 

日本統治時代には金で栄え、「小香港」と呼ばれるような町だったが採掘が終わった後は衰退し、映画「悲情都市」のロケ地に使われたことから再び注目されるようになり、今日のように観光地化した。悲情都市なる茶館もある。みやげものの商店街は俗っぽくてつまらないが、この町から見える景色はすばらしく、独自の鄙びた味わいがあって良い。写真は九份からの景観。

(左、中) 九份からの景観。
(右) 基隆山=雞籠山。中国語でどちらもji-long-shanと読む。海拔588メートルの山だが海岸から一気にこの山なのでとても高く見える。九份と金瓜石の境界線にある。

九份の町並み。地形に沿って張り付くように建て物がある。町の中は階段だらけだ。

(左) 基隆山と金瓜石。中央に見える海は陰陽海。ここから海岸線へ抜ける金水公路は日光いろは坂より急なカーブが続き、危ない。
(右) 台湾金属礦業公司を下から見る。

菁桐〜平渓〜十分〜雙渓〜九份〜時雨〜金爪石〜基隆へ続く。


Sorry, the comment form is closed at this time.